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モビリティ関連

国産ハーネスパイプを海外で立上げよ

当社顧客の自動車部品生産移管(日本→海外)に伴い、現地での製品供給が必要に。
「ローカルメーカー起用」・「日本同等レベルの品質」が求められる中、当社の経験とサプライチェーンを駆使し、短期間でメーカー選定~品質確立~量産立上を実現した。

プロジェクト概要

日本国内での供給体制&品質レベルを現地ローカルメーカーと協力し再現へ。量産開始まで与えられた期間僅か6ヶ月での垂直立上げ。

  1. サプライヤ選定
    数あるローカルメーカーの中から、顧客要求を満足できるパートナーを当社既存サプライチェーン、新規開拓にて確保。
  2. メーカー指導、試作開発、品質チェック、顧客監査のクリア
    メーカー選定から6ヵ月後の量産開始までに、要求品質の確立(特殊な加工対応)・顧客の工程監査クリア。
  3. 量産体制の構築~物流網整備
    日本国内での供給時と同様のJIT納入体制を構築~量産立上げ。
  4. 多国間展開
    確立した量産品質を維持しつつ、他国の生産工場へ横展開~拡大へ。

help_outline課題

顧客課題

  • 競合に勝つためには、日本国内生産時から品質を落とさず低コストでの部品調達先確保が必要。
  • 猶予は6ヵ月後という極めて短期間。

当社課題

  • 厳しいコスト要求をクリアすべく、材料調達、加工、塗装まで一貫対応出来るメーカー選定が必要。
  • ローカルメーカーを指導し日本の自動車部品の品質レベル確立が必要。

check_circle成果

  • 目標コストと品質の両立を6ヵ月という期間で達成。
  • メーカーとの綿密な協働により高い品質レベルを維持、構築した物流網を駆使し現在4か国5拠点へ供給拡大中。

※画像はイメージです

当社だからこそ

-選定 –  無数のメーカーからパートナーを見つける

高い品質要求に対応できる事は勿論、厳しいコスト目標をクリアするには材料調達、加工、塗装までを一貫で対応出来るメーカーの選定が必要であり、これはかなりハードルの高い要求でした。当社の現地法人は常日頃から有力なサプライヤの発掘に力を入れており、結果として要求を満足できるメーカー選定を短期間で完了する事が出来ました。

-品質 -  自ら指導により量産品質の確立へ

一般的に商社は単に繋げる役回りと思われがちですが、当社はメーカー系である強みも活かしモノづくりにおける工程や品質管理の指導ができる人材がいます。今回も設備と人材は揃っているものの品質の確立へはいくつもハードルがあり、顧客の初回監査はNGに。量産までの限られた時間で当社現法スタッフ&日本からの応援スタッフ総出で指導を行い、何とか3度目の監査でクリアし量産に漕ぎつけました。右から左では無く、品質確立まで入り込み提案できるのも当社の強みです。